近所の住宅工事業者によりガラスが割られた場合、どのような処置を取るべきか

近所で実地されている住宅工事において、トラブルに巻き込まれるという事案は多く存在します。この場合、被害を受けた側は工事施工会社に対してどのような処置を取ることが出来るか、またはどのような処置を取るのが望ましいか事例を上げつつ解説をしていきますのでご覧頂ければ幸いです。その上でご近所さんに対してはどのように接するのが望ましいかについても解説をしていきます。

まずは自己が加入している保険会社に連絡する

ガラスを工事会社によって割られた場合においては、まずは自己が加入している保険会社に相談するという手法を用いて保険会社に代理で隣人の住宅の工事施工を行っている会社に対し損害を請求するのが望ましいです。この時、注意すべくは、あくまで工事会社に損害を請求するのが正しく、工事をして貰っている住民に対しても損害を請求することは辞めておいた方が良いです。確かに、理論上では、近所の工事で近所の住民が工事を依頼したことで引き金となり窓ガラスが割れたのは住民のせいであると言えますが、そうなると、住民及び工事会社両者から損害を請求するため工事の依頼をした住民側は圧倒的に損をしています。その為住民との仲は悪くなることは必須ですのでこの場合、工事をしている住民側も考慮した場合損害を請求するのは工事会社のみが正しいです。

工事の許可証と工事を受け持つ会社の表記があるかどうかの確認

工事を受け持つ側が工事の認可証があるかないかと建設に関する許可があるかどうかと言う物をまず確認することが重要でその上で、工事を受け持つ会社の表記を確認することが重要です。何故なら、工事において窓ガラスが割れることは多々あり、近所の工事で工事業者に窓ガラスを割られることはよくあります。その上で多くは故意ではないのでガラスの修繕については、工事を受け持つ側の保険会社が支払うことが多いのですが、中には工事会社自体が無許可であったり保険に加入していない会社だったりする場合があります。そうした場合、会社側に直接払わせるしかないのですが、ここで問題となるのが、証拠です。工事で割れたという証拠が無ければ、住宅工事業者は支払いに応じないです。言い方が悪いのですが、実は工事においては窓ガラスが割れるということでの保証は難しく、監視カメラ等で証拠をとらえてない限り保証をして貰うのは難しいのです。その為多くは保険会社が仲介に入る形で保証をしますが、保険に加入してないとなるとまず工事会社は責任を負うことは無く支払いに応じないです。

工事会社側は、逃げることを優先できる

ガラスを工事会社に割られた場合、相手が濃いであろうと故意でなかろうと工事会社側は逃げることを優先できる状況下にあります。と言うのも、警察に訴え出た場合、ケガをしない限り事件とならないため警察は介入せず、民事裁判を起こしても証拠不十分と言うことで訴え出が却下されることが多いです。つまり、決定的に近所の工事でかつ工事会社が割ったという証拠、監視カメラによる動画などが無い限り工事施工会社は支払いを拒否して逃げることを優先できるのです。では、工事を依頼した住民側に支払いを申し出ることは可能であるかと言う問題ですが、支払いを申し出ることは可能ですが、こちらも同様支払いを拒否することが可能であるため、工事を依頼した住民に支払いを求めても支払いに応じるかどうかは未知数です。

まとめ

いかがでしょう。窓ガラスが割られたということにおいては、工事施工会社に支払いを求めた場合、多くは証拠を要求し、証拠がそろっている場合においては工事施工会社も支払いに応じます。何故なら、万が一施工会社が支払いを拒否し、それに対する報復として施工会社が窓ガラスを割る様子を窓ガラスを割られた側の住民がインターネット等にアップロードした場合、会社の評判は下がる上、動画の削除を求めても住民側は応じないでしょう。要は、証拠がばっちり映っていた場合においては、業者側はとても不利になるのです。その上さらに、このインターネット動画が住民側の故意による報復であると分っていた場合、業者側は非を認めており、ガラスを割ったことを認めているため、業者側は支払いに応じるべきだったということです。いずれにしろ住民側は証拠を必要としていて、証拠がない場合、保険会社に代行してもらって処理をするのが望ましいです。